都会から離れた癒しの場所
最近、Iターンという言葉があるのをご存知でしょうか。
これは定年を迎えた後に、新しい場所に引っ越しをしてそこで新しい人生を始める、というものです。
戻ってこないのに「ターン」というのもおかしな話ではありますが、基本的には「東京」のような都会ではなく、都会の喧騒から少し離れたような場所に居を構えることが多いと言われています。
それでは、そんな老後の生活を楽しみたいと思うのであれば、どこに居を構えるのが良いのでしょうか。
やはり、老後を思う存分楽しむのであれば「リゾート地」に居を構えるのが良いでしょう。
リゾートと言ってもその種類は様々で、場所によって楽しみ方にも違いがあります。
そこでここでは、人気の高いリゾート地エリアについて「3箇所」を紹介し、それぞれがどのような魅力の有る場所であるのかについて紹介します。
もちろん、人それぞれ自分の好みがあるかと思いますが、比較的誰でも楽しみやすい場所です。
老後のリゾート地ランキング
老後に良いリゾート地ランキング、まずは第三位として「大分」について紹介します。
大分県全域、ということになると少々幅が広すぎるように感じるかと思いますが、大分といえば「温泉リゾート」で有名な場所です。
特に有名なのが別府温泉と由布院温泉という2つの温泉街でしょう、日本中からこの温泉を目的にした観光客が集まる、人気のスポットの1つです。
それでは、温泉リゾートを住宅として利用する場合には、どのような魅力があるのでしょうか。
温泉には「健康」に対する効果がある、と古くから言われています。
例えば戦国時代には豊臣秀吉や徳川家康など、あの時代にしては比較的長く行きた武将たちが「湯治」を好んでいたと言われています。
別府や由布院は当時の歴史の中心地ではないため、そういった人達が入ったことはないかと思われますが、やはり温泉を普段から利用できるというのは「老後」に取っては特に魅力的なポイントとなるでしょう。
由布院温泉は「叉行きたい温泉ランキング」でも上位にランクインするなど、非常に人気の高いリゾートスポットでもあります。
また、この場所は九州では最も経済的に発展している福岡に対するアクセスにも優れているため、繁華街を利用したい場合などには福岡に行くことも出来、目的に合わせて生活をすることができます。
気候についても比較的温暖で穏やかで、生活がしやすい環境と言えるでしょう。
次に第二位として紹介するのは「沖縄」についてです。
沖縄といえば言わずと知れた、国内の「南国リゾート」です。
日本国内で亜熱帯地域となっているのはこの沖縄だけで、他の地域とは全く違った気候が特徴となっています。
基本的に一年を通して暖かく(現地の人からすると冬は寒いと言いますが……)、穏やかに生活することができる環境が整っています。
唯一デメリットとなるのは台風が多いことですが、これについても住宅などをしっかり対策しておけばそこまで大きな問題が発生することはありません。
住宅については「湯船」がない住宅が多く、シャワーのみで済ませる場合が多いため、お風呂を設置したい場合については建売ではなく注文で建築した方が良いことが多いでしょう。
沖縄と言ってもその範囲は広く、どこに住むのかによって生活の内容は大きく違います。
まずは「本島」をベースにして考えてみるのが良いでしょう、生活上の利便性は本島が優れており、他県に対するアクセスについても離島に比べて格段に優れています。
もちろん、離島には離島の良さがあります、ゆったりとした雰囲気が好きだ、という場合には、石垣島や竹富島など、他の離島についても生活拠点とすることを考えられるでしょう。
最後に第一位として紹介するのは「湘南」についてです。
湘南はこれまで紹介してきた大分や沖縄などに比べると、東京にも近く、アクセスがしやすい環境となっています。
海が有名な場所ではありますが、必ずしもマリンスポーツをする人でなくとも十分生活がしやすい環境が整っており、老後にゆっくりと、それでいて不便にならないような範囲でリゾート生活をしたいという人に適しているのです。
この他にも、魅力的なリゾート地は多くあります。
ウィンタースポーツが好きな人であれば、長野や北海道なども魅力的なスポットです。
自分なりに、好きなものを見つけて住む場所を探すのが良いでしょう。