自由を手にするには責任が伴う
ライフスタイルの1つとして「一人暮し」というものがあります。
自分一人で生活をする、ということについて、これまで経験がない人からすると不安だと感じることもあるかもしれません。
ただ、一人暮しには大きなメリットがあることも事実です。
そこでこでは、一人暮しにおけるメリットとデメリットについて、それぞれを紹介します。
まずは一人暮しのメリットについてですが、最も大きいのはなんといっても「自由」であるということです。
もちろん居住上のルールについては守る必要がありますが、自分の自由な生活について誰になんと言われることもありません。
例えば実家ぐらしだと少々しにくい夜間の外出なども、特に気を遣うことなく行うことができます。
食事も自分一人で行うことになるため、誰かの生活リズムに合わせて生活をする必要がなく、仕事の都合さえ問題がないのであれば完全に昼夜逆転したような生活を送る事もできます。(本当はメンタルヘルスの側面からすると良いことではないのですが)
誰かに対して気を遣う必要がなく、自分だけのために生活をすることができるため、家庭におけるストレスを大きく削減することができるのが一人暮しの魅力です。
何かをするにしても、何かをしないにしても、自分の考えだけで行うことができるようになるため、他の人に生活に口を出されるのが嫌いだという人に取っては天国のような環境となるでしょう。
また、室内をどのように作るのか、ということについても一人暮しならば誰かに配慮する必要はありません。
例えばベッドの横にテレビやパソコン、テーブルなどの生活に必要となるものを集めて、ベッドの上だけで概ね生活出来てしまうような環境を作り上げる事もできます。
この他にも、普通ならば設置しないような家具家電であっても自分の好きなように利用することができるため、配慮をする必要がないという魅力があります。
壁紙の色などについても自分の好きに選ぶことができ、快適な空間を作ることができるでしょう。
さらに、一人暮しは「人に合わせなくて良い」というメリットと同時に「人との付き合いを自由にできる」というメリットもあります。
実家や家族がいる場合であれば、誰かを呼ぶ時には同居している人に対する配慮が必要となります。
しかし、一人暮しであれば自分の一存で人を呼ぶことができるため、より深い人間関係の構築ができる場合も多いということです。
一人暮しのデメリット
それでは逆に、一人暮しをする場合のデメリットとしてはどのようなことが考えられるでしょうか。
一人暮しは「なんでも1人でしなければならない」生活です。
例えは生活上必要となる料理や掃除、洗濯なども当然自分だけでしなければなりません。
中にはこういったことが苦手だという人も多いのではないでしょうか。
片付けるのが苦手でゴミ屋敷になってしまう、というようなことがないように十分注意しなければなりません。
場合によっては片付け業者を利用する、というような方法も考えるのが良いでしょう。
また、「お金が掛かる」のも問題の1つです。
家賃や生活費などを自分で捻出をしなければならないため、1つの住宅を複数人で利用している場合に比べて割高になります。
かかる費用については住宅の大きさや種類、地域によっても違いがありますが、基本的に一人暮しの方が高額になることについては用意しておく必要があります。
当然、その分自分で自由に使うことができるお金は少なくなるため、上手くやりくりをしなければせっかくの自由を活かすことができなくなってしまいます。
そして最後に「一人である」ということそれ自体がデメリットでもあります。
人間はウサギよりもよっぽど寂しさで死んでしまいやすい動物です。
そこまで極端なことはなくとも、精神的に参ってしまうということは少なからずありえます。
一人暮しの中で精神的にダメになってしまうことがないかどうか、自分の性格と相談しながら判断するようにしましょう。