猫を飼いたいと思う人が増えている
今、空前の猫ブームといわれています。
猫はお散歩をしなくてもいい、自由気ままに過ごしていて犬よりも買うのに面倒がないとなど魅力があります。
しかし猫を飼うと考えると、猫にどのようなものが必要となるのか色々なことが気になります。
猫は室内で飼いますので、基本的に室内が猫の世界のすべてとなります。
一人暮らしで猫を飼う方も多くなっているので、猫は多くの時間を一人で過ごします。
快適な生活空間を作ってあげることが求められます。
猫は高いところに登る習慣がある
狩猟して暮らしてきたという歴史があるので、猫は高いところが大好きです。
なぜ高いところが好きなのかというと、獲物を見つけることが容易だからです。
本棚やテレビの上など、とにかく登りたがります。
そのため、可能なら部屋の中にキャットタワーやキャットウォークを設けて、高い場所で歩けるところを多くしてあげます。
こうした場所を作っておくと、猫の運動不足を予防することにもなりますし、ストレス解消ができます。
気をつけるべきことは、猫のために作った場所にものをおかないということです。
猫が自由に歩けるようにしておきます。
猫は狭くて暗いところが好き
猫は狭くて暗いところが好きです。
これも猫のこれまでの暮らしによるもので、外敵から身を守るために狭く暗いところを寝床としています。
そのため、狭くて暗い場所を作ってあげると落ち着きます。
猫用のベッドはドーム上になっているものなど、狭い入口から入れるようになっているものが多いです。
こうした場所を作ってあげると、しっかり眠ることができます。
また猫は基本的には暑さに強いのですが、密閉された部屋、真夏となればやはり弱ってしまいます。
特に小さい猫や年をとった猫などは弱くなっていますので、体温調節が上手にできません。
夏の暑いときにはエアコンを利用し、体温調節ができるようにしてあげることも大切です。
猫は寒がりです
猫は暑さには強いのですが、寒さには非常に弱いです。
ただ室内で買っている猫は、猫用ベッドと毛布などがあれば暖房は必要ありません。
ストーブなどを利用していると、間違ってそこに飛び乗り怪我をしてしまう猫もいますので、ストーブよりもコタツなどのほうがいいでしょう。
猫用ベッドに湯たんぽ、これもいいのですが、人が利用するよりも低めの温度にしておくことが大切です。
猫はたまに低音やけどをしたり、湯たんぽが当たる部分がはげるということもあります。
逆に雪国生まれの猫種は、暑さに弱く寒さに強いこともあるので、猫ちゃんに合わせた温度調節をしてあげてください。
猫の食事はキャットフードで
昔はそれこそねこまんま、鰹節にご飯という食事が猫のご飯というイメージがありましたが、猫にとって動物性たんぱく質が足りない食事になってしまいます。
猫に適した栄養素が含まれている市販のキャットフード、また健康に配慮した病院のキャットフードなどを利用します。
総合栄養や一般職、またおやつなども、種類が豊富で各メーカーから販売されていますので、猫ちゃんの体調や好みに合わせて利用しましょう。
猫専用のペット保険に入ろう
猫は上記で説明した通り、とても活発に活動します。高いところに登ることで、ふいにケガをしてしまうリスクも高まるため、いざという時のために猫専用のペット保険に入っておくといいでしょう。
猫は人間のように健康保険があるわけではありません。しかし手術代や通院費は人間と同じようにお金がかかります。
そのため何か起きてしまっても対応できるように、飼い主はペット保険に加入するなどして事前の準備をしっかりすませるようにしましょう。