初期費用が高い！

ここまで、他の記事でも紹介してきましたが、引っ越しをする際には「初期費用」がかなり掛かります。
敷金や礼金、前払家賃に加えて引っ越し自体に掛かる費用もあり、数十万円というお金が一挙に必要となることになります。
引っ越しをしたいものの、これだけのお金を捻出することができない、という場合には、引っ越しをすることはできないのでしょうか。
実は初期費用を「分割」で支払うことができるようになるケースも多く存在しています。

その為には、利用する不動産業者がカードでの決済に対応している必要が有ります。
カード決済ができれば、その後の支払いを分割にすることができるため、一括で用意できるお金が少ない場合でも十分引っ越しをすることができるでしょう。
それでは、実際にカード払いをする場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

カード払いのメリットデメリット

カード払いによるメリットとして、まずは一括で支払う必要があるお金が少なくなるため、新生活の始めのお金を確保しやすいということが挙げられます。
この時期には家具家電の購入などにもお金が必要となるため、初期費用を一括払いしていると不足してしまいがちです。

さらに、カード払いの場合には、支払った金額に応じてポイントがたまるようになります。
このポイントを上手く活用すればさらに生活に活かすことができるようになります。
初期費用だけでなく、家賃についてもカード払いできるようなら、より一層ポイントが溜まりやすくなり使えるお金が増えることになるでしょう。

では、逆にデメリットとしてはどのようなものがあるでしょうか。
まずは「延滞」に対するデメリットが大きくなるということが挙げられます。
例えば大家に対する手渡しや振り込みによる家賃支払の場合、もし勘違いで一日遅れてしまったぐらいであれば、しっかり連絡さえすれば大目に見てもらえることが多いでしょう。

しかし、カード会社に対する支払いが遅れてしまった場合にはそうはならず、延滞の記録が残ってしまうことになります。
何度も繰り返していると悪質な利用者として記録に残ってしまうことになり、場合によっては今後のクレジットカード利用が制限されてしまったり、ローンの利用ができなくなってしまったりする可能性があります。

もう一つのデメリットは「金利」が必要であるということです。
一括払いの場合には必要ありませんが、分割払いやリボルビング払いを使用する場合には金利が発生します。
この金利分のことも考えておかなければ、メリットが吹っ飛んでしまう可能性があるため十分注意が必要です。